朝日が差し込む リボンのかがやきは何時までも消えない
何時までも女を讃える。女にしかみることの出来ない天国をみたか。
女であることは 真っ当に美しい
完全に救われてしまうということは無くとも
ふと宙に浮いたように、苦しみからぱっと離れる日はやってくる
なにもなく、きれいに澄んでいる時間をのむことが出来るだろう
梅酒をつくるために 瓶のなかで泣く氷砂糖たち
梅雨があけたら きっと すべて透きとおる
木陰で初夏をあおる風が たとえいつか
なにものにもならなくとも わたしをゆるす