苺宇宙交信日記

宇宙と交わった日々の記し

水無月

朝日が差し込む リボンのかがやきは何時までも消えない

 

何時までも女を讃える。女にしかみることの出来ない天国をみたか。

女であることは 真っ当に美しい

 

 

完全に救われてしまうということは無くとも

ふと宙に浮いたように、苦しみからぱっと離れる日はやってくる

 

なにもなく、きれいに澄んでいる時間をのむことが出来るだろう

 

 

梅酒をつくるために 瓶のなかで泣く氷砂糖たち

梅雨があけたら きっと すべて透きとおる

 

木陰で初夏をあおる風が たとえいつか

なにものにもならなくとも わたしをゆるす