苺宇宙交信日記

宇宙と交わった日々の記し

夕立

夏の日の夕立が好きです

夏の日の夕立といえば、思い浮かぶ情景があります

夕方、冷房の効いた部屋の窓から小さな川を見つめていました

雨が上がり窓を開けると、

雨上がりの独特な匂いが記憶を運び、涼しさがやけに哀しい

オレンジに溶ける水色は何時も何処か寂しそうで

やがてピンク色に変わり群青色に呑まれてゆく

 

 

以下、詩

 

穏やかで寂しげな日曜の午後

オレンジにとける水色

永遠って無いのに概念だけがあること

愛してたよ、とかいう畏ろしい言葉を燃やした

もっと 何処か遠くへ