2024-05-25 夕立 夏の日の夕立が好きです 夏の日の夕立といえば、思い浮かぶ情景があります 夕方、冷房の効いた部屋の窓から小さな川を見つめていました 雨が上がり窓を開けると、 雨上がりの独特な匂いが記憶を運び、涼しさがやけに哀しい オレンジに溶ける水色は何時も何処か寂しそうで やがてピンク色に変わり群青色に呑まれてゆく 以下、詩 穏やかで寂しげな日曜の午後 オレンジにとける水色 永遠って無いのに概念だけがあること 愛してたよ、とかいう畏ろしい言葉を燃やした もっと 何処か遠くへ