苺宇宙交信日記

宇宙と交わった日々の記し

言葉へ

16歳の頃

持病でなかなか目を覚さない私に

15歳の少年は

「眠り姫みたいでかわいいね」と言いました

入退院を繰り返し

呼吸をすることで精一杯だった私にとって

その言葉が私を構成する一部に成るには十分でした

こうして何年経った今でも

時々思い出す程に

 

愛とか恋とかそんなんじゃない

ただ、彼の喜びが素直に嬉しい

 

彼がくれた言葉に対して、愛は消えることはありません